1997-12-04 第141回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
○政府委員(山本博一君) 現在、ドライバーがこのような合図をとり合っておること、またそれが場合によりましては事故につながっておるということ、いろいろ承知しておるわけでございますが、ただこれらの問題につきましては、現時点におきましては直ちに法律によって規制をしなきゃならないというような状態にあるとはいまだ認識をしておらないところでございます。 今後こういうことを一層推奨していくべきなのかどうか、また
○政府委員(山本博一君) 現在、ドライバーがこのような合図をとり合っておること、またそれが場合によりましては事故につながっておるということ、いろいろ承知しておるわけでございますが、ただこれらの問題につきましては、現時点におきましては直ちに法律によって規制をしなきゃならないというような状態にあるとはいまだ認識をしておらないところでございます。 今後こういうことを一層推奨していくべきなのかどうか、また
○政府委員(山本博一君) 今、先生御指摘のように、運転者が合図をし合っておるということにつきましては私たちも承知いたしておるところでございます。そして、運転者が互いに相手を思いやりコミュニケーションを図ることは交通の安全と円滑という観点から基本的には望ましいことではないか、このようにも思っておるところでございます。 ただ、その手段といたしましてパッシングのように道路交通法上特段の規定が置かれていないものが
○政府委員(山本博一君) このたび導入されました高齢者標識につきまして、もみじマークとの愛称で呼ばれましたのは国会の場におきましてはきょうが最初ではないかというぐあいに思っております。私どもこの標識がこのような愛称で皆さん方に親しまれまして、活用されていくことを希望しているところでございまして、今後とも引き続き各種の広報・啓発活動に努めてまいりたいというぐあいに思っているところでございます。 過日
○山本(博)政府委員 まず、幼児、小学生の交通事故の実態からお話しさせていただきたいと思いますが、平成八年中に幼児、小学生という状態で交通事故で亡くなった人は二百四十三人でありまして、内訳は、歩行中が百二十八人、自転車乗車中が四十七人、自動車等に同乗中六十六人ということになっております。これを過去五年間の年次推移で見てみますと、平成四年は三百七十二人でありましたが、平成五年には三百二十一人、平成六年
○山本(博)政府委員 先生御指摘のように、現在、交通事故の処理といたしまして、軽微な物損事故の一部のものにつきましては、警察官が現場で行う見分を省略しておるものがございます。これは、軽微な物損事故のうち、警察官による交通流の回復等、緊急の措置を講ずる必要がない場合でありまして、なおかつ、当事者間で争いがなく、現場見分を希望しない、車両とともに来署することが可能な場合、こういう場合には、当事者が長時間現場
○山本(博)政府委員 委員御指摘のとおり、違反を繰り返す者がより多く事故を起こし、より多く事故を起こす者が結果として死亡事故を起こしておるという統計数字があることは間違いないところでございまして、私ども、いかに軽微なものとは申しましても、決してそれを軽視してはならないと思って、いろいろ対応しておるところでございます。 こういう観点から、違反を積み重ねる者につきましては、ある一定の点数に達すればそれなりに
○政府委員(山本博一君) 応急救護処置につきましては、今日の道路交通の状況を考えますとき、ドライバーがひとしく持ってくれることが非常に好ましいというぐあいに思っておるところでございます。 現在は、平成六年から運転免許を新しく取る段階におきまして講習を義務づけておりまして、既に五百万人余りの方がこの技能を身につけておるわけでございます。その前に免許を取りました人につきましては、現在、先生おっしゃいましたような
○山本(博)政府委員 悪質な違反行為等を行うなど、運転者としての危険性が高いと認められる者につきましては、所要の行政処分を行いまして、道路交通の場から速やかに排除することが必要であるわけでありますが、今回考えております本制度の対象となる軽微な違反を犯した者というものにつきましては、長年にわたる私たちの運転者管理の経験によりまして、教育による改善効果というものが期待できると考えられまして、これらの者につきましては
○山本(博)政府委員 道路交通情勢を見てみますとき、現在の運転免許保有者は七千万人に達しており、モータリゼーションの進展が我々にもたらす恩恵ははかり知れないものがありますが、他方、昨年の交通事故死者は九年ぶりに一万人を下回りましたものの、交通事故の発生件数は七十七万件を超えておりまして、史上最高を記録するなど、交通情勢には依然として厳しいものがあるところでございます。また、交通事故死者のほぼ三割が六十五歳以上
○山本(博)政府委員 交通警察の責務は、道路交通における安全と円滑の確保にあるわけでありますが、とりわけ、悲惨な被害をもたらしております交通死亡事故の抑止ということは国民の悲願になっておるところであります。今回、交通局長就任に当たりまして、改めてこのことを強く認識しておるところでございます。 このような中、交通情勢を見てみますとき、昨年は、警察や市町村、その他関係機関の積極的な取り組みによりまして
○政府委員(山本博一君) シートベルトの着用が交通死亡事故を減らす上に大きな効果があるということは皆さん方既に御承知のところでございます。私ども、こういう観点から、関係機関、団体等と大いに連携いたしまして、シートベルトの非着用の危険性と、それから着用効果が大いに高いんだということを積極的に広報しておるところでございます。 おかげさまで着用率は年々向上してまいりまして、民間の調査ではございますけれども
○政府委員(山本博一君) 今回、交通安全活動推進センターの業務としまして幾つかのものが追加されておるところでありますけれども、これはその大半が現在民間団体において行われている業務を列挙したものでございまして、これによりまして新たな業務をこの団体にやらせようというものは極めて少ないところでございます。したがいまして、これによりまして業務がどんどん拡大していくということの心配はないんではないかというぐあいに
○政府委員(山本博一君) 今回の法改正によりまして交通安全活動推進センターなるものを指定できるようにお願いをしておるところでございますけれども、これは現在、例えば安全協会とか、こういう民間の交通安全団体が種々の交通安全のための活動を行っているところでございます。これにつきまして法的なきちっとした資格を与えていこうとするものでございます。 具体的に申しますと、例えば安全協会では運転適性指導というものを
○政府委員(山本博一君) 現在鋭意捜査に努めておるところでございまして、いつも答弁をさせていただいておるところでございますけれども、詐欺において取り込みました金額の解明、さらにはその使途先の追及ということを中心に鋭意捜査に努めておるところでございます。 以上でございます。
○説明員(山本博一君) 鋭意探しておるところでございますが、発見には至っておりません。 これは、戦後、内務省が解体され、警察制度が根本的に改革されました上、新たに警察庁が設置されたものでありまして、これらの経緯からいたしまして、御指摘の文書につきましては公式に引き継ぎがなされておらないことによるものと思われます。
○説明員(山本博一君) ただいま御指摘になりました文書につきましても、御指摘があり調査いたしましたが発見されず、警察庁におきましては保管をされていないものと考えておりますが、引き続き調査を行っているところでございます。
○説明員(山本博一君) 今、先生御指摘の文書につきましては、当庁においては保管いたしておりませんので、お答えいたしかねるところでございます。
○政府委員(山本博一君) 警察庁の関係でございますが、警察庁OBが現在役員などといたしまして住専各社あるいは住専の融資先企業に再就職しているという事実はございません。
○山本(博)政府委員 お答えいたします。 警察庁といたしましても、昨日御答弁を申し上げたところでございますが、十月の五日に当法令案につきまして協議を受けたところでございます。 ただ、現在御審議いただいております改正宗教法案につきましては、種々な協議の上、政府案として閣議決定をされたものでありまして、同法案を閣議決定するまでの間の政府部内の協議経過につきましては答弁を差し控えさせていただきたいと思
○山本(博)政府委員 警察庁といたしまして、本法律案につきましての事前協議を受理いたしましたのは、十月五日でございます。
○山本(博)政府委員 お答えいたします。 オウム真理教名義で所有しております不動産、これの実勢価格または評価額が大体合計三十億というぐあいに申し上げたと承知いたしております。。 また、これまでの間にオウム真理教が布施等の形で得ました収入は約百数十億、三十億ではございません、数十億でございます。そのように申し上げたと承知いたしております。
○山本(博)政府委員 お答えさせていただきます。 その問題につきましては、先ほど大臣からも御答弁させていただいたところでございますが、極めて事件が大規模、複雑、広域にわたっておるところでございます。これに対しまして現在、先ほど先生が御説明のありました警察法五条の調整規定によりまして、また、昨年改正していただきました都道府県相互の関係の規定を活用いたしまして必要な相互調整を行っておるところでございますが
○山本博一君 機関委任事務につきましては、私どもといたしましては、それほど多くはございません。したがって、現在実施いたしております事務はもう支障はないと思っております。 それから、五年間の時限立法と、それではちょっと物足らぬのではないかというような御意見でございますが、私は、今も大津市長がおっしゃったように、火のついたときに定着すべきではないかというように思っております。これは、やりかけたならば皆
○山本博一君 先生御指摘いただきましたことは、県とか市よりも、一番弱小な町村はどうするんだ、そこに御心配をいただいているのではないかと思います。 確かに町村といたしましては、これはその規模がまちまちでございます。結構やっていけるところもございますし、また心配な規模の町村も多いわけでございます。したがいまして、この新事態にいかに対応していくかということは、本当に大変なことだ、これはもう率直な考え方でございます
○山本博一君 それでは、陳述をさせていただきます。 私、滋賀県山東町長の山本と申します。 この機会に、滋賀県町村会を代表いたしまして意見を述べさせていただくことは、まことに光栄であり、心から感謝と御礼を申し上げます。 前お二人の陳述に重なる点もあろうかと思いますので、お許しを賜りたいと思います。 まず、私の町の紹介を少しさせていただきます。 滋賀県には、琵琶湖を囲んで四十三の町村がございます
○山本(博)政府委員 突然の御質問でございますので、十分御納得のいくお答えができるかどうか自信がございませんが、愛知県西尾の事件につきましては、亡くなった少年の遺書が残されておりまして、その遺書の内容から、極めて厳しいいじめのあったことがうかがえるところでございます。警察といたしまして極めて重大な事案であるという認識をいたしまして、難しい捜査でございましたですが、捜査を遂げまして、過日検察庁の方に数名
○政府委員(山本博一君) 警察が行います国際協力は警察の任務の遂行に関する事務として行っておるところでございまして、例えば今回の調査は、具体的には所管行政にかかわる国際協力に関する調査、企画及び調整に関することという総務課の事務として行ったところでございます。
○政府委員(山本博一君) お答えいたします。 カンボジアのPKOに対しましては、カンボジア政府ではPKOにおける我が国警察官の活動を高く評価いたしまして、今後警察分野につきましては日本から学びたいという意向を強く持っておるところでございます。これを受けまして、本年三月に同国の首相が来日いたしました際、正式にこの旨が国家公安委員長に表明されたところでございます。先ほど申されました調査団は、この要請を
○説明員(山本博一君) お答えいたします。 先生お尋ねの件は警察庁指定事件制度ということについてだと存じますので、これにつきまして御説明をさせていただきたいと思います。 私どもが指定事件と呼んでおりますものは、いわゆる重要事件のうち事件が複数の都道府県で発生いたしまして、その捜査活動が関係都道府県警察において競合する場合などにおきまして効率的な組織捜査を行うために事件指定ということを行いまして、
○説明員(山本博一君) お答えいたします。 本事件はまさしく先生御指摘のとおりでございまして、私どもそのような認識を十分に持って捜査に当たっておるところでございます。現在、全国警察に通達を発しまして協力を求めながら、坂本弁護士の取り扱い事件をめぐります紛議やこれらの関係者に対する捜査または公開捜査による関連情報の収集等の裏づけ捜査等を行う一方、引き続きまして全国の旅館とかホテル、また別荘等におきます
○説明員(山本博一君) お答えいたします。 お尋ねの事件につきましては、弁護士という社会的に重要な責務を負っておられる方が家族ともども忽然と所在不明になっておるという事件でございまして、極めて特異、重要な事件と認識し、速やかに捜査本部を設置いたしまして強力な捜査を推進しておるところでございます。 神奈川県警におきましては、所在不明となった時点における何らかの目撃情報、不審情報ということにつきまして
○説明員(山本博一君) 御指摘の宗教団体の幹部の一部の者が出国したということにつきましては、私どもにおきましてもその事実を確認しておるところでございます。また、失踪者の坂本弁護士が御指摘の宗教団体の関係者と交渉するなどの弁護活動を行っていたということも承知しておるところでございまして、これらをも含めまして坂本弁護士が取り扱っていた事件すべてにつきまして、本件失踪事案との関連性につきまして広く関係者から
○説明員(山本博一君) お答えいたします。 本事案、先生御指摘のとおりでございまして、弁護士という職業の方が、しかも一家そろっていなくなっておるということであります。しかも、犯罪に巻き込まれた可能性があるということでございまして、私ども極めて特異な重要な事件と見まして、全力を挙げてその無事救出と事案の解明に現在努めておるところでございます。全国の警察を動員いたしまして全国的規模において現在捜査いたしておるところでございます
○説明員(山本博一君) 先生御指摘のとおり、今日の捜査におきましては幅広く国民の協力を求めてやっていかなきゃならぬことは間違いないことでございまして、私どもこの意味におきましてできる限り情報を公開し、協力を求めていきたいというぐあいに思っているところでございます。 お尋ねの子供のパジャマや布団の問題でございますが、これにつきましては、神奈川県警察におきまして失踪者宅を検分いたしました結果、これらのものが
○説明員(山本博一君) お答えいたします。 これは神奈川県警におきまして本件事案の捜査本部員として構成されておるメンバーでございまして、現実にこの事案捜査に当たっておる人間は全国警察、たくさんの人間がおるわけでございます。
○説明員(山本博一君) お尋ねの弁護士一家失踪事案でございますが、去る十一月十五日に本事案につきまして公開捜査に付するとともに、十七日には約百二十名の体制をとりまして捜査本部を設置し、鋭意捜査を進めておるところでございます。現在も引き続きまして現場付近の不審人物、不審行動等の聞き込み捜査、また失踪者坂本弁護士の取り扱い事件をめぐります紛議などの捜査、さらには公開捜査による情報収集とこの裏づけの捜査等
○山本説明員 お答えいたします。 お尋ねの弁護士一家失踪事案につきましては、十一月十五日に公開捜査に付しますとともに、十七日には百二十名の体制をもちまして捜査本部を設置いたしまして、現在も引き続き現場付近の不審人物それから不審行動等の有無等につきまして徹底した聞き込み捜査を行っております。また、失踪者坂本弁護士の取り扱い事案をめぐる紛議等につきましても所要の捜査を行っております。さらには公開捜査によります
○山本説明員 お答えいたします。 オウム真理教につきましては、先ほども申しましたように、一部週刊誌等によりましてその活動がいろいろ報道されておることは私ども承知しておるわけでございますが、これはどのような団体かということにつきましては立場上答える立場にはないと思っておりますので、ひとつ差し控えさせていただきたいというふうに思っておるところでございます。
○山本説明員 お答えいたします。 お尋ねの宗教団体でございますが、一部週刊誌等によりましてその活動が報道されておることは承知いたしておりますが、どのような団体かということにつきましては、答える立場ではございませんので差し控えさせていただきたいと思っておるところでございます。 失踪者の坂本さんは、横浜法律事務所に所属する弁護士さんでありまして、宗教団体の関係者と交渉するなどの弁護活動を行っておったという
○山本説明員 お答えいたします。 まず、横浜の弁護士一家の失踪事件についてでございますが、本事案につきましては、本年十一月七日の午後十時半ごろ、横浜市居住の弁護士坂本堤さん一家が所在不明になっておるとの届け出を受けまして以来、神奈川県警察を中心に鋭意捜査を行っておるところでございます。 届け出後、失踪者宅の詳細な検分を実施いたしましたところ、争ったという形跡はなかったわけでありますが、通常の外出
○山本説明員 お答えいたします。 失踪者の坂本堤さんは横浜法律事務所に所属する弁護士さんでありまして、宗教団体の関係者と交渉するなどの弁護活動を行っておるということは承知いたしておるところでございますが、このことが本件失踪事案と関係があるのか否かということにつきましては、現在のところ判明いたしておりません。これらの点を含めまして現在幅広く所要の捜査を推進いたしておるところでございます。
○山本説明員 お答えいたします。 警察といたしましては、本事案は弁護士さんの、しかも家族がそろって忽然といなくなるという事案でありまして、極めて特異な、かつ重大な事件として受けとめておるところでございます。そういう観点から、早期から大量の捜査員を動員いたしまして強力な捜査を推進いたしておるところでございます。 お尋ねの血痕の問題でございますが、捜査の細部にわたる事項でありますので詳しい内容は差し
○山本説明員 お答えいたします。 先生お尋ねの事案、本件の失踪事案でございますが、これにつきましては、本年の十一月七日午後十時半ごろ、横浜市居住の弁護士の坂本堤さんの家族三名が行方不明となっている旨を失踪者の坂本さんのお母さんから所轄署に届け出をされたことによりまして認知したところでございます。 所轄署におきましては、事案の特異性、重大性にかんがみまして、直ちに詳細な事情聴取をいたしますとともに